担保掛目(たんぽかけめ)とは、不動産や有価証券などを担保にして融資を受ける際の評価率のことです。金融機関は住宅ローン等の融資額を決定する際に担保査定価格の目安として算出します。金融機関やローンの種類によって違いがありますが、不動産を担保とする住宅ローンなどは流通可能額(時価)の70%程度で評価するのが一般的です。住宅ローンの担保掛目は、本人が居住する住宅を担保に差し入れることなどから一般の貸出しより優遇されています。