実質年率とは、法律で定められている金利の表示方法で、実質的な利回りによって計算される金利を年率にしたものです。
1年間借入を行なった場合に発生する利息の割合で表示します。実質年率には2種類の説明が存在します。
一つはアドオン式と比較した「実質年率」です。ここでいう実質年率とは、元金(借金の残高のみ)に対して1年間に生じる利息割合のことです。アドオン方式は、返済回数が進み元金が少なくなっても、最初の元金を基準に利息を計算する方式です。
もう一つは、元金に利息以外の費用等(手数料・保証料・その他)も合計して年率で換算することを実質年率と説明したものです。元金に対しての年率と、保証料としての年率を別に定めているケースでは、それらを合計して実質的に支払う利率を算出するというものです。
|